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リハビリ

脊髄損傷のリハビリ専門機関は

脊髄損傷となり、脊髄の手術を終えてリハビリをしたいと思った場合にはどこの医療機関が良いのでしょうか?

せきずい基金では情報を提供しています。

  • せきずい基金

    • リンクにある医療機関や施設は、すでに脊髄損傷のリハを撤退していたり、対麻痺しか入院させてくれなかったり、若い方のみだったり、そもそも病院がないなど、隠れている情報があります。

      ここに入院すべし!!なんてことは口が裂けても公表できないのですが、脊髄損傷について知っているセラピストはそれなりの情報を持っているはずです。担当セラピストに聞いてください。

      脳卒中を専門とする身近な回復期リハビリ病院が悪いというわけではないのですし、そこに入院して結果が悪いというわけではないですが、頸髄損傷の方のリハビリは「もちはもちや」です。これもセラピストは理解していると思います。

      いつ転院するか?

      麻痺域に感覚がない方はできるだけ早く転院の手続きをしてください。急性期の病院は褥瘡(床ずれ)の対応が不十分で、簡単に褥瘡ができてしまうことが多くあります。もし、頸髄損傷専門のリハビリに褥瘡ができて入院となると、褥瘡の治癒が最優先課題となり、「動き」の訓練は一切禁止です。最悪の場合は車いすにものらず、治癒するまでふわふわで動きにくいエアマットで寝たままです。つまり、リハビリ病院に転院してもリハビリが進みません。

      また、急性期病院におけるリハビリは質も量も不十分なことが多いです。急性期病院のリハビリスタッフの多くがどのようなリハビリをしていいか分からず、関節を他動的に動かす訓練とベッド上で頭を起こす訓練しか実施しません。長期間、寝たままで動かないでいる人の中に、痙縮(けいしゅく)といって筋の緊張の異常な反応も高まります。これは将来、身体機能の向上を妨げる、かなり厄介な問題を引き起こします。受傷早期から適切な支援を受けた人と、受けられなかった人の差は大きいのです。

      頚椎の安定性が確保され、全身状態が落ち着いたら、主治医にリハビリができる病院へ転院したいと自分から申し出ましょう。救急病院の丁寧な対応に愛着を感じて、少しくらい長く入院していてもいいやと思うかもしれませんが、それは忘れて次の一歩を踏み出しましょう。

      ただ、早く転院しすぎても、実際にはリハビリ病院側は色々とあるのですが・・・。

      C4レベルの方への偏見

      C4と呼ばれる肩が少し動いても基本的には首から上しか動かない方は人工呼吸器が外れると、整形外科や脳神経外科の主治医からは「リハビリしても良くならないから、自宅に帰るか療養型病院に転院するか、施設に入所しなさい」と言われることがあるようです。

      私は、リハビリして麻痺の部分の回復が困難だとしても、自助具や福祉用具・福祉機器を用いることにより自分でできることは無限に増えます。仕事も可能です。このような方は例え県外、圏外でも脊髄損傷の実績がある病院や施設でのリハビリを受けることを勧めます。

      (2016.1現在)

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