再生医療
情報
2012年に京都大学山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞してから、再生医療がクローズアップされました。
脊髄損傷の再生医療については慶応大学の岡野教授が担当となり、2016年度末までに急性期の脊髄損傷患者に臨床研究を開始し、2020年までに慢性期の患者に研究を開始するようです(2013年時点)。
脊髄損傷の再生医療については、iPS細胞よりもES細胞を用いた研究が早く、10年以上前から実施され、動物実験において脊髄の完全損傷に回復があったといいます。
海外では実際に脊髄損傷者で臨床研究が行われましたが、動物実験のような大きな改善は出ていないようです。
再生医療はiPSやES細胞以外にも臨床段階に達しています。日本では北野病院、札幌医科大学、岐阜大学などで再生医療が実施される計画や研究申請があります(2013年時点)。
せきずい基金の会報には再生医療についての信頼できる正確な情報が記載されていますので、必要な方は下記リンクでご拝読ください。
(2014.4現在)