当事者活動
頚髄損傷のレジェンド
向坊 弘道という方を知っていますか?
東京大学在学中に頚損になったC5完全四肢麻痺の方だったと思いますが、かなり前の記憶なので不確かな情報です。
本が4冊も出版されていて、よみがえる人生とよみがえる生命は必読の書です。
フィリピンで重度障害者の家を作りました。今はその施設がどのようになったかは分かりませんが、現在、フィリピンで頚損の方々が暮らすための足がかりとなりました。
なお、フィリピンは気候、治安、言語、宗教、食事、医療、経済の面で頚損の方が暮らしやすい国の1つだと言われています。
これは、私の知り合いの頚損の方で現在もフィリピンに住んでいる方の情報なので確かです。
彼が残したもののもう一つが「はがき通信」です。
1990年からスタートしている交流会です。現在も、継続しています。
小生が向坊氏を語るのは恐れ多いので、本やはがき通信を読んで欲しいと思います。 きっと、心が揺さぶられると思います。
海外でのレジェンドは故クリストファー・リーヴ氏でしょう。
脊髄再生にご尽力し,脊髄損傷者の代言者としても様々なメッセージを残しました。
著書にもなった「あなたは生きているだけで意味がある」は自伝ですが,氏の生き方が素直に記載されており,感銘を受ける一書になると思います。
(2016.1現在)